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私の初受注案件について
自己紹介
こんにちは!
私は29歳のしがない雇われです。
簡単な自己紹介ですが、京都の山奥で高校まで過ごし、公立大学卒業大学院中退をして現在の建築系の会社で雇われております。
2020年5月からWEB制作の学習をはじめました。最初の投資はHPのWindows7のパソコンを中古で1万3000円で買うところから始まりました。
まずHTMLと cssとJavaScriptから勉強を始めるのです。
WEB制作を始めるきっかけは完全に「収入を増やす」ということです。
WEB制作をはじめる前にはRuby on Railsを頑張っていましたが、これは時間かかりすぎるなと思い一旦休憩のつもりで乗り換えました。
rubyの勉強をちょっとしたのでHTMLなどは知っていました。といっても自分でページを作ることはして無かったですね。
初学者の方は 0→1 にとても苦労されると思いますので、自分の場合についてお伝えします。
初案件はクラウドワークスで獲得しましたので、その時のことについて共有できればと思いこの記事を書いています。
書いている現在は 1→10 でめっちゃ苦労しています。w
学習のはじめ
ポートフォリオを作る
まず学習の始め方ですが、ここはほかの方と少し違うと思います。
HTML,cssはちょっと知ってるから何か作れるだろうと思ってとりあえずポートフォリオから作り始めました。
この選択はなかなか良かったみたいです。のちに色々な方が、Progateの周回をしたことを無駄な時間だったと振り返っているのを見ました。僕もProgateをその後やってみましたが、初級の途中までやってやめました。
自分のサイトを作るのに比べてめちゃくちゃ楽しくないです。笑
なぜこの順番になったかというと逆算です。
目的が「収入」なのでどうすれば仕事ができるかを考えるところからでした。
案件獲得 ← 応募しないと獲得できない
応募 ← ポートフォリオが最低でもないと応募に値しない (これはのちに考えが変わります。)
ポートフォリオ ← 基礎学習をしないと作れない(いや、作りながら勉強しよう!)
上の流れで行けるんじゃないかと思ったので学習ついでにポートフォリオを作ってしまえ!という感じで、
これは勢いですっ飛ばした部分もあります。
結局7/12にポートフォリオを作成しました!
https://t-m-portfolio.herokuapp.com
ペースだけを見るとポートフォリオを作成するのがかなり早いと思います。勉強時間は朝の5時から7時までなので2ヶ月ほど毎日やったとはいえ120時間ほどですね。
なぜそんなに早く出来たのかというと簡単です。
「人のポートフォリオのパクリです。」
今、クロムのブラウザを見ている方は「F12」を押してみてください。右(もしくは下)に出てきているのが、開発者ツールです。
どんなものかというと、見ているサイトの情報がすべて見えているのです。これを見たらパクれそうな気がしてきませんか?
僕が参考にしてたポートフォリオはあるのですが、ブックマーク整理してしまってわからなくなりました。
確かその時はTwitterで「ポートフォリオ」と検索してみんなが作っているものをたくさん見てました。
みんなのを見てるとすごく思うんですよね、「クオリティ高すぎ!」って
その中の1つを真似してみようということで、1つのポートフォリオをChromeで開いてかじりつくわけです。
文字が透明窓になってて背景が映るとかがめっちゃかっこいいなと思って必死で真似しました。
そうしてポートフォリオができました。これで仕事が取れるかなと思って早速クラウドワークスに登録するわけです。この時は嬉しくてたまらなかったですね。笑
ただこのスキルで出来ることってLPとかサイトのコーディングとかですが、大変そうなのに単価も低く件数もそんなに無いという状況で、「これやっていけるのか?」と思いました。
とりあえずプロフィールはかけるだけ書いて充実させて数件応募しました。
しているうちに気付きます。
「ワードプレスというやつはなんだか凄いぞ」
正直最初にrubyの勉強した時に、「PHPはダサい」というよくわからない意識が刷り込まれており、「PHPでできているワードプレスも当然ダサい!」という偏見がありました。
しかしクラウドワークスで見ると、「ワードプレス構築」、「ワードプレス改修」などの募集の多さ。しかも高単価!。半分以上そんな感じだったように思います。
そして決意します!
「ワードプレスがダサいなんかどうでもいい、収入を上げるにはどんな方法も使ってやる!」
ワードプレスとの出会い
ワードプレスに初めて触れる人は注意!!
実際のところワードプレスはダサくないです。自分にとっては当時は、なかなかの決意だったように思います笑
ワードプレスを調べるわけですがここで大きなミスをします。
ワードプレスの公式のようなところを調べていって自分のアカウントを作ります。そして自分のサイトを作成し始めるのです。
カチカチするだけでサイトが作れてめっちゃいいやん!最高やん!余裕やん!
調子に乗ったので思いきって最近独立した後輩に連絡します。
「ワードプレス勉強したから、サイト作らせて!」
そして作っていくわけですが、簡単なのはいいけど「自由度がめっちゃ低いな」
そして自由度を上げようとすると「これ以上は有料プランです」となるわけです。
何かおかしい!
いろんなブログで見たワードプレスには課金が必要みたいなことはあまりなかったはず。
そこで気づきました。
私の触っていたのは「WordPress.com」というものだったのです。
これはいわゆるWordPressである「WordPress.org」からダウンロードできるものとは違い、プラットフォームの中で作成し、運用するものです。
簡単に言うとアメブロみたいな状態です。
結局気づくまでに1か月程度はかかっていたので、まるまる無駄にしてしまいました。
ワードプレス完成
その後WordPressを作るわけですが、ここで参考になった動画が「マナブログ」でおなじみのマナブさんの動画です。下からご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=sWq33ek5VBI
全5話ほどで、「パソコン」と「ネット環境」と「クレジットカード」だけの状態からワードプレスのサイトを作れます。
手順を全部説明しているので神動画です。
これでワードプレスのサイトを作成しました。
細かい作業ははしょりますが、何とか形になる程度までは作成し(いまだに未完成ですが)実績ができました。
2件くらいは実績であったほうがいいかなと思いました。
てことで他の友人にあたってみると、数人でボードゲームを作成しているとのことでした。
では公式サイトはいかがかと押し売りをしてサイトを作りました。
これまでの制作で費用は取っていません。
あくまでも、実績としての掲載のためです。
では実際に収入を得るための案件応募に移ります。
いざ、案件獲得へ!!
コーディングからワードプレスまで応募できる幅が増えたことでできそうな案件がたくさん見つかります。
できそうなところにテンプレートメールを送っていくわけです。
しかしながら応募せど反応もなく、「何が悪いんだろう」と思うわけですね。
ググりました。
「クラウドワークス 受注 コツ」
神が舞い降りるわけです!
営業の神「はらゆうた」さんです!!
それまで考えていたことはこんな感じでした。
- 発注者はしっかりした実績・ポートフォリオがある人を選ぶ。
- 発注者の条件定義は絶対で、経験・実績必須などあれば応募してはいけない。
- 応募のメッセージは自己紹介の定型文で、その先の実績をみて決めてもらおう。
- 応募しても返信が来ないのは「あなたは不必要です。返信するに値しません。」の裏返しだ。
おそらく営業の経験がない方とかはこんな風に思うんじゃないですか?
しかし、はらさんの「はらブログ」を読んでこう思います。
- 発注者はしっかりした提案・応募文がある人を選ぶ。
- 発注者の条件定義は参考で、経験・実績必須などあればそれっぽいものを持って応募しよう。
- 応募のメッセージは相手の希望をどう叶えられるのかを書く、その先の実績は細かく見られないことが多い。
- 応募しても返信が来ないのは「たまたま」、「忙しいから」程度のものだ。
といった感じでまさに脳内破壊でした。
しかも「営業の神」は自分の営業文を公開しているのです!!
変にプライドがある私はそのまんまは使っていないのですが、ほぼ内容は神の思召すままです。
「これ絶対案件取れる!!」
と確信し、あとは応募しまくるだけでした。
初案件!
応募件数は数え切れていないですが、初案件の時の提案文はこんな感じでした。
募集内容としては、既存ページに実績ページを作成するというものでした。
金額設定が 5,000円 だったので、こちらからの金額は4500円くらいにして税込みで5000円にしていました。
そしていただいた返信が下です。
今までお祈り以外の返信をもらうことさえなかったのでかなりびっくりです!
作業内容は初学者の自分でもわかる程度の簡単なものでしたので、2~3日で終わるだろうと思っていました。
気楽に考えながら作業に入りました。
そこで悲劇が起こるのです。
大失敗!!
簡単だろうと思っていた実装でしたが、作成中に不具合が起こってしまいます。
ここからが悪夢の始まりでした。
Googleで検索していると、「一度テーマを無効化し、もう一度有効化すると直る」というワードを何回か見ていたので、テーマを変更し、もう一度有効化しました。
表示が激変しました!
トップページの本文がすべてサイドバーに移ってしまいました。終わりました。
気づきました。バックアップ取ってない。終わりました。
とりあえずかろうじてホームページのていをなす状態にし、連絡します。
「かくかくしかじかで、現状になっています。すいません。」
その後はググりまくって、できることは「サーバーでのバックアップ」「アプリでのバックアップ」でかくかくしかじかとメッセージに込めます。
当然のことですが、このようなお叱りとも嘆きともとれるメッセージをいただきました。
「今回ご依頼以上に復旧に弊社の工数が割かれて、先方の信頼を失った上に赤字となる」
とりあえず私の考えられる提案は全部しました。
報酬の辞退の提案もしました。(報酬は5000円ですけど。)
断られました。
最終的には発注者側で直していただいて、私の作成部分を納品して終わりました。
やっている間は生きた心地がしなかったです。
で結末は。
発注者様「また、金額も大きくないので、ミスを放置してバックレることもできる中で、誠実かつ迅速に対応いただきありがとうございました。
ミス自体は誰にでもありますし、特に責めるつもりも全くございません。むしろ、誠実かつ迅速に対応いただけて、信頼感は増しました。
ぜひまたお願いしたいと考えております。」
とのメッセージをいただきました。
めちゃくちゃうれしかったですね!罵られると思っていましたから!
そんなこんなで初受注は終わりました。
まとめ(学び・反省点・気づいたこと)
初受注を終えて次に生かそうと思ったことをここでまとめておきます。
- 応募文は提案文・・相手の悩みをどうやって解決するかを書く!
- まずは数をこなす・・はらさんでもたくさん断られている!
- バックアップを取る・・基本!!!
- 失敗してからがチャンス・・失敗後の対応は信頼の糧にできる!
初学者の方でこれを読んで参考になるところがあればいいなと思って書きました。
長々と読みにくい文章で申し訳ないです。
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